東田地区の勝山古墳は全長115m、後円部径67m、前方部が東面する前方後円墳で、本来は墳丘全体を巡る馬蹄形の周濠を持っていた事が判明しています。従来は纒向型前方後円墳と見られていましたが、2009年3月の発表で前方部の南東隅が見つかり、全長は115mと確定し墳形も前方部が短い纒向型ではない事が正式に判明しています。
葺石と埴輪はなく埋葬施設は未調査ですが、北側くびれ部付近の周濠埋土中からは多数の木製品が出土しています。築造年代は出土遺物が3世紀前半を主体とするものと、3世紀後半を主体とする一群があり特定されていません。
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