拝観に関してのお知らせ(安部文珠院)
安倍文殊院は「安倍の文殊さん」として親しまれ、切戸文殊(京都府)・亀岡文殊(山形県)とともに、日本三文殊のひとつに数えらる華厳宗の別格本山です。
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日本三文殊の一つ。国宝の文殊菩薩は必見です!。境内も文殊院西古墳はじめ見所がいっぱい!ゆっくり散策ください。
安倍氏の墳墓?国史跡の古墳。花崗岩を用いた両袖式横穴式で巨大な竜山石製の刳抜式家型石棺を持つ7世紀前半の古墳。
上之宮遺跡は1986年調査が行われ6世紀末頃の遺構は聖徳太子の上宮である可能性が高い。現在埋め戻され復元公開中です。
巨石古墳です。阿部丘陵の中では最大規模を誇り中世には墳丘が砦として利用され現在は八幡神社が古墳の上に鎮座しています。
飛鳥時代の寺院跡で、この地域一帯は安倍一族の本拠地と言われています。調査後、史跡指定を受け史跡公園として復原整備されて残されています。
文殊院の前身は大化の改新の中枢として諸政策を実行した安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として創建した崇敬寺の別所といわれています。崇敬寺は東大寺を本寺とする寺院で、大和十五大寺の一つとして知られていました。しかし平安時代末期より多武峯との抗争で大きな被害を受け鎌倉時代の初めに安倍別所と統合する形で現在地へ移されたものと推測されます。永禄六年(1563年)には戦国大名・松永弾正の兵火によって堂塔が焼失するという苦難の時期もありましたが元亀2年(1571年)に文殊堂が建てられ、寛文5年(1665)には現本堂と礼堂(能楽舞台)が再建され現在に至っています。現在、安倍文珠院から南西300mのところにある旧地は国史跡の安倍寺跡として保存されています。
境内にはたくさんの文化財があり 本尊の文殊菩薩騎獅像は宋様式の傑作(獅子は桃山時代の後補)で2013年に4体の脇侍像と共に国宝に指定されています。また境内には2基の古墳があり文殊院西古墳は我が国の終末期古墳を代表する切石造りの古墳で国の特別史跡に指定されています。またこの古墳の被葬者は当山の創建者、安倍倉梯麻呂と伝えられています。もう一基の文殊院東古墳は県史跡で別名「閼伽井古墳」とも呼ばれ羨道部の中ほどから水が湧き出ており、この水を使うと書道がうまくなるとの言い伝えがあります。
他にも金閣浮見堂、清明堂、ウォーナー碑、展望台など見所がたくさんあり季節を問わず参拝客でにぎわう人気スポットです。桜をはじめ季節ごとに咲き誇る花木も文殊院の魅力を一層引き立てています。
交通:桜井駅→バス7分 安倍文殊院前下車、徒歩1分
駐車場:200台、乗用車500円
拝観料:本堂拝観料:大人700円、子供500円
問い合わせ: 安倍文殊院 0744-43-0002
安倍文殊院近辺の名所旧跡については「磐余の道」をご覧ください
恒例のパンジー約8000株を使用し、干支ジャンボ花絵が完成
是非、ご参拝頂き、展望台よりご覧下さい。-HPより-